マルイM93R電動ハンドガン
木グリ改造
 

 

木グリって言うか、M93R全部を私が使いやすい様にカスタムします。 

 

M93R木グリ

全長:mm
全高:mm
全幅:mm
重量:kg
 
 
   

 


放電器がつながる様にコネクターを接続しました。
ここで肝心なのは+−の確認。
まず放電器をつないで放電器のダイオードが光る様に接続。
それから充電器をつないで充電器のダイオードが光る様に。
私はハンダつけしてからホットボンド処理。 

さて、木グリ製作開始〜。
使う木は東急ハンズで買った木のハガキ。
暑さ5mmで各種の木があるので微妙に便利です。
私が選んだのは「パドック」。
赤みのあるかなり硬い木です。
木琴の鍵盤に使われたりするほどの硬さ。

まずは純正のグリップで型を取りました。

2006・3・27 

 

前回取った型にそって1mm程度の余裕
をもって糸鋸などで切り出します。
そこからヤスリで型の線ギリギリまで削り。
木工用のヤスリで景気良く削ってたら
木目に沿って欠けてしましました。
硬いから欠けるんだよねー。
硬い木は木工用よりプラ用や金工用の
ヤスリの方が良いでしょう。

まずはグリップ背面の段差を彫ります。
2mm弱の段差ですが、
材料の木のハガキが5mmしかないので、
段差は1.5mmに。
ちゅんぴーさんの木グリ製作で見た様に
彫刻等の三角で彫って平刀でならす。
ノギスで厚さを測りながら数回繰り返します。
木が硬いのでサクサクって感じじゃなく
アクリル板を削ってるみたくガリガリいいます。
この作業だけで数時間w
左の写真に見える様に上で引っかかる
台を作るとやりやすいですよ。

左グリップのセレクターのクリックスプリング
が入る部分を削ります。
切り出し刀で彫りたい輪郭に切り込みを
いれて段差を削った時と同じく三角刀で
削っては平刀などで平面にします。
現物会わせでちょっとづつ。
一番薄い部分で0.8mmほどになりま
した(^−^;)。
削るのは苦労しますが硬い木なので
薄くても強度は十分です。

ちょいピンボケ写真。
まだ右グリップのトリガーバーが
入る部分を削っていません。
右グリップの上のグリップスクリュー
の位置が前に来てるのは
多分上後ろの所に3点バーストの
メカが入ってるんだろうね。
実銃なら右グリップ5mmじゃ
無理なのでしょう。
まあエアガンはトリガーバーだけ
なので気にしなーい♪

2006・3・30

 

グリップのネジですが、流用しようと思ってたM84を押入れから発掘したのですよ。
でもこれを使うと割と気に入ってる数少ないモデルガンのM84のグリップが取れた状態になってしまう。
で、更に押入れをガサガサとしてマルイのコッキングベレッタM92発見。
ネジは薄くなくM93と同じ厚さ。
しかし、ネジ頭の系がM93より大きく、滑らかな曲面になってるので(M93のネジはゴッツイ感じでカドが飛び出て握った時嫌な感じ)ちょっとグリップから出ても気にならないし、
なによりネジの径とピッチがM93と同じなので無加工で使えます。
それでM92のネジに決定。
ちなみにN92にはM93のネジを使えばM92も問題ありませんw

さて、画像は以前作ったガスクーガーの杉グリップのネジのあたりの加工の様子です。
ネジの頭よりかなり大きい穴なのがわかるでしょう。
上に見えるピンクのはリューターで使う石系のヤスリです。
これで削ると言うよりは焦がし溶かすみたいな雰囲気でネジ頭の穴を開けました。
写真ではわかりにくいですが、ネジ頭穴の側面が焦げて黒くなってます。
さすがに硬木のパドックはこのヤスリだけで穴を開けるのは無理でしょう。
彫刻刀でかなり削って穴を作り、最後の仕上げにヤスリでちょっとって感じになるでしょうか。

2006・4・6

 

右のトリガーバーが入るミゾも彫りました。



話がちょっと戻りますがグリップを薄く削る時ノギスをこんな風に使って厚さを見ました。

グリップの丸みを削り始めますが、
ジグ用の木にグリップのネジ穴を使って木ネジで固定すると作業が楽です。
硬い木なので木工用ではなくプラスチック用や金工用のヤスリを使うのは前言ったとおり。
これが一番楽しい作業。
削っては銃本体に付けて握ってみて気に入った形になるまで気長に少しずつ削ります。


2006・4・25

 

グリップのネジですが、木グリの厚さが薄いのでちょっと頭が飛び出るんですね。
それで木グリのネジ頭が入る穴を深めにしたら今度はフレーム側のネジが入る部分が高いのです。
で、そのネジの入る部分を1mm位削りました。
左グリップの上のネジ横はセレクターのクリックスプリングが入る部分があってちょっと苦労しました。

で、1mm削ったせいでネジの長さがあまり入りきりません。
仕方ないのでネジも2mmほど短くしました。
(写真上・中)

木グリはまだ荒削りの段階ですが、
仮組して握ってみたらまあそこそこ良い感じ。

2006・5・6

 

さていよいよトリガースプリングの交換です。

写真左がオリジナルのスプリング。
右が交換したスプリング。
セレクターとセフティの構造上トリガーの戻りに抵抗があるので本当はもう少し太いスプリングの方が良いのですが、
この手のスプリングにそんなちょうど良いの無かったのでこれで我慢です。
その為、セフティONの時ゆっくりトリガーを戻すと完全に戻りません。




下の写真の矢印の所が交換したトリガースプリング。
バッテリーが入るのでこの辺はスペースがきつきつ。
トリガースプリング交換までの分解手順ですが、 写真を撮り忘れたので図解です(笑)。

まずマガジンを抜いてから一発空撃ちして残弾を0に。
ガスガンと違ってバッテリーを抜いてもスプリングにテンションがかかってたら弾が発射される可能性があります。
更にバッテリーも抜いて準備OK♪

スライドを取るとAとJのネジが見えるので取ります。
小さい2mmネジなのでナメないようにしっかりテンションをかけて回しましょう。
そのネジを取るとKとBのパーツが取れます。

次、フォアグリップを取ります。
Cのネジは六角レンチで回せます。
クリップはダミーです。

次、テイクダウンラッチを取ります。
DのミゾからFのポジションでテイクダウンラッチをひっくり返したら見えるEの出っぱりが出ます。
テイクダウンラッチを押さえてるピンをフレームの反対側から思いっきり押してスペースを作らないと取れません。
知恵の輪的に微妙なひねりをくわえないとなりませんが、
圧入されてる訳ではないのでピンを押す以外はまったく力は入れる必要はありません。
てか力入れちゃダメです。

次、右のグリップを外してトリガーバーを抜きます。
トリガーバーのハンマー側にGのスプリングが付いてるので飛ばさない様に。
飛ばない様にピンに圧乳されてますが念の為。
そして抜く前にセレクターとセフティとトリガーバーとそのスプリングの位置関係をちゃんと確認しておいてください。
この辺はわかりにくい微妙な動きでコントロールされています。

次、左のクリップを外します。
Iの所にセレクターのクリックスプリングとプランジャーが入ってますので飛ばさない様に注意。
グリップを外すとHのスライドストップが外せます。

これらを全部外さないとトリガーが入ってるインナーフレームが抜けません。

インナーフレームをフレームから抜くとLのネジが抜けるので抜いて電極をインナーフレームから外します。
Lのネジも2mmネジで回し難くネジを舐めたりネジ山をつぶしたりすると修復が極めて困難なので慎重にテンションをかけて確実に回して外してください。

インナーフレームのMのネジを外すと左右に割れるのでトリガースプリングが交換出来ます。

あとは逆の手順でネジ山をつぶさない様慎重に組み立て直しましょう。

2006・5・14

 

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