ゲストガンスミス
その他

 
  ちゅんぴーさんの製作レポート開始ですー♪
(かもんえぎ)
 

 

     
  アドベン文鎮51ネービーB  
     

 

  面出し(4)  
  製作者:ちゅんぴー氏  
  2005・6・19  

 

フレームから始めることにして、面出しから手をつけます。
自慢ではありませんが、ベルトサンダーなどありませんので
家中で一番大きなヤスリを探してきました。
なんとなくヤスリにフレームをのせてゾリゾリしてみます。
テレビでも観ながら寝っころがってのんきにやります。

案外もろい材質のようでヤスリの目詰まりもなく快適です。

 

トリガーガードは歪が大きいのでちょっと大変そうです。
気長に削って行きます。
切子の始末がけっこう面倒ですよ、
ザラザラするだけじゃなくて、洗面所や風呂で
ポツポツと赤く錆びるんです。

 

あの大きなゲートの跡もすっかりなくなり、ようやく
フレームとトリガーガードがすきまなく組めるようになりました。
難しくはないけれど、ヤスリ一本でやってますから時間だけは
たっぷりかかります。

 

さて問題のバックストラップです。この部品は歪みを修正しながら
面出しをしなくてはいけません。
ちょっと慎重に万力に固定し、歪みを取るように面を出してゆきます。
ケガいておいて一気に削るのがプロでしょうが、もちろんそんな技術は
ありませんから、何度も何度も万力から外してフレームに当てて
様子を見ながら削ります。

 

案外簡単にフレームが仮組みできました。
ネジは一本ずつ締め切るのではなく、6本のネジをゆるく締めた
ガタガタの状態から少しづつ何回にも分けて締めみます。

ネジが渋くなってきたらすぐやめて、部品同士のスキマを観察し、
分解して合わせ面の面出しに戻ります。

すべり出しとしては順調そのもので、ご機嫌でありました。

もちろん、すぐに思い知ることになるのでした。
文鎮はそんな甘いモノではないと…。
  むう、
前回のズレたフレームからここまで漕ぎ付けるとは
さすがちゅんぴーさんです。
(かもんえぎ)
 

 

 

  直角が…(5)  
  製作者:ちゅんぴー氏  
  2005・7・18  

 

順調に進んできた文鎮も、ここにきてピタリと作業が止まります。
わずかといえばわずかな事ですので、スキマにご注目ください。
この段階で、ちゅんぴーはまだなんにも気がついていません。
葉を見て木を見ない、木を見ても森を見ない、
いつまでたっても山なんて知らない、というのが自慢です。

 

コレでようやく「何か変だ。」と気がつきました。
直角であるべき部分が直角ではないのです。

 

 

しばらく呆然としてからノロノロと、他の部品にも
スコヤを当てて見ました。
そうです。楽しく面出しなんかをしている場合ではなかったのです。
仮組みのときに気がつかないのはどうかしていますが、
気がつかなかったのです。

さあ、どうなる文鎮!
  こ、これは一体!
下手なサスペンスドラマよりハラハラする展開です!
(かもんえぎ)
 

 

 

  直角が出ました(6)  
  製作者:ちゅんぴー氏  
  2005・9・10  

 

「ずいぶん時間がかかりましたが、直角が出ました。
あのまま投げ出すカモ、という感じもあったのですが、
どうにかまっすぐになりました。
ガリガリやってる時間より、
考えてる時間の方が長かったです。(笑)
  直角キターーーーー!
(かもんえぎ)
 

 

 

  磨き始めます(7)  
  製作者:ちゅんぴー氏  
  2005・9・17  

 

というわけで、ようやく磨き始めます。
カドがおちてヌルヌルになっては一大事です。

といってキズだらけのままツヤだけ出しても
これまたみっともないです。

エッジは落とさず、キズは残さず、ってできるのかなあ。

ヤスリで面出しをしていた時と違って、サンドペーパーを使うので、
研磨剤で手が真っ黒になります。作業している周囲もジャリジャリして来るし…。
だんだんつらくなってきましたよ。

もちろん、電動工具などには頼らず(というか持っていないので)
全て手でこすります。
  むう、地味で辛い作業ですねえ。
(かもんえぎ)
 

 

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