スペツネギ  
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  SPETSNEGI
    東京マルイのAKースペツナズにストックを付け
ラージバッテリーが使える様にしました。
さらにストックが折り畳める様にアルミで金具を作りました。
   
         
スペツネギ・データ
全長:675mm(ストック伸ばし時)
465mm(ストック折り畳み時)
全高:185mm
全幅:60mm
重量:1.85kg(マガジン・バッテリー含まず)
2.7kg(フル装備時)
インナーバレル長:230mm
装弾数:230発(ショートゼンマイ)
弾丸:6mmBB弾
ストック折り畳み可
使用バッテリー:マルイ・ラージバッテリー
 
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    ストックと金具


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フレームはスペツナズのではなくAKー47のを使いました。
ストックもAKー47のを黒く塗装して使用。
(M):折り畳み金具の止め具側、ちょっと下から見た所。
(N)
折り畳み金具の蝶番側
   
(K):左上にフレームの後ろが写っています。
AK−47のフレームからはストックを固定する
亜鉛の金具が飛び出ていたんですが、
フレームの後面に合わせてカットしました。
そしてストックとフレームをつなぐ金具です。
2mmのアルミ板で出来ていて、糸鋸で切り出し、
ヤスリで輪郭を整え、木工バイスで挟んで曲げました。
蝶番の部分は3mmのステンレス棒に溝を
ヤスリで掘ってEリングで止めています。
 
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(L):ストックを折り畳んだ時のフレーム後部を
上から見た所。
バッテリーからの配線がかみ込みにくい様に
スプリングに通してるのが見えます。
実にみっともない処理の仕方です(恥かしー)。
2mmアルミ板位じゃ強度不足らしく、
サバイバルゲームで使ってるうちに
ステンレス棒を通してる穴が広がってきて、
がたついてきました。

緑の線でアップにしてる所がステンレス棒と
Eリング。
 
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(D):10X10mmアルミ棒から削り出したセフティ。
画像が荒いので解らないですが、
実物はかなり適当な仕上げです。
左側にポチッと出ているのはクリック用金具、
スプリングでフレーム側に押しています。

(B)(C):同じく10X10mmアルミ棒削り出しの
ストック止め金具。
モーターツールも持っていますが
棒ヤスリを持って手で加工です。
さすがに削りごたえがありました。

(A):10X10mmアルミ棒。

(E):ストックのストック止め金具が収まる溝。
素人工作では現物合わせで
少しづつ削っていくしかありません。

(F):(E)の位置の穴の裏。
ナットをプラリペアで固定しています。
プラリペアは硬化が適度に早く、加工もしやすく、
そこそこ強度もあるので重宝してます。
 
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  (H):ストックを折り畳んだ時の
フレーム側の止め金具。
場所はフレーム下部のマガジンの前。
大きさの違うアルミCチャンネル材を
組み合わせて作ってあります。

(J):ストック側の止め金具。
ストックにプラリペアを盛って作った平面に
2mmアルミ板をネジ止めしただけ。
右:フレーム側の止め金具の別アングル。
 
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止め金具の中の
スプリング
 
ショートマガジン加工

AK47用600連マガジンを短くしてみました。

(A):マガジン内部。
赤い線の所で切ってプラリペアで接着。

(B):(1)ABS板を6mm位積層して貼り付け。
スプリングパイプでつなぐと言う手もあるが、
繋ぎ目を弾ずまりしない様に上手に
仕上げる自信が無いのでこうしました。
弾詰まりなどの時に簡単に分解できると言う
良い点もあります。
(2)新たなBB弾ルート。

(C):上がショートマガジン。

(D)(E):マガジン下部を切断して底板が
付く様に加工。
C/PlusBBSにマガジン上部を
切断した方が簡単だと言う書き込みがあって、
しまった!と思ったけど後の祭り。
加工に苦労しました。

230発しか入らなくなりましたが、
300発制限のゲームだとハンドガンと
合わせると丁度良いです。
 
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軽量化とフラッシュハイダーと
ハンドガードホール

(A):スペツネギ前部UP。

(B):実銃でガスパイプの部分に入っている

六角支持材をアルミパイプに交換。
パイプと本体の遊びは紙テープで
調整しました。

(C):ハンドガード上部に6mmの穴を開け
お洒落に仕上げました。
卓上ボール盤を使ったんですが材料の
固定が甘く位置がバラバラです。
面倒でも冶具を作って作業した方が
良かったです。

(D):重い亜鉛製のフラッシュハイダーも
アルミパイプとAKー47のマズルの
先っちょを使って小型の物に
作り替えました。
アルミブラックで黒くしたんですが、
剥げちゃいました。
 
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暴発事故

今までエアーガンで何度か暴発事故を経験しましたが、
どれも、「撃つ時以外はトリガーに指を掛けない」
「銃口は撃って良い物以外に向けない」
この二大原則を守っていれば防げるものでした。
しかし、このスペツネギで二大原則を守っても防げない
暴発事故を起こしてしまいました。

電動メカボックスのチューンナップ実験をするため
何度も分解組み立てを繰り返していた所、
バッテリーをつないだとたん、
セフティONの位置、しかもトリガー触れてもいないのに
フルオートで暴発しました。
 
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    原因はバッテリーからの配線がフレームとメカボックスに挟まれて被覆がむけてメカボックスと接触、
ショートしたからでした。
配線のAの部分がメカボックスのBの角に当たって中の導線が少し見えているのが解るでしょうか。

この様な事が原因で暴発するとはまったく思っていなかったので凄く驚きました。
この事故を防止するには分解組み立てをした後、バッテリーをつないで作動テストをする前に
”BB弾が装填されていない事を確認する”事が有効だと思われます。

いずれにせよ不測の事態は常に起こる可能性があります。
ガンスミスする時、安全に対する配慮はしすぎる位で丁度良いのかもしれません。
   
   
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(5)はストックを伸ばした時、
金具が入る溝。
(6)はセフティONの時クリックが
入る穴、フレーム下部の段を
ABS板とプラリペアで平面に
しています。
  セフティ・セレクターと暴発

セフティ・セレクターをAK47オリジナルの右側から
左側の親指の上、オートハンドガンでよくある位置に移動しました。
バージョン3メカボックスのセフティの軸にスペーサーを入れて
セフティ・セレクターを直接ネジ止め。
そのため右画像の位置でフルオート、
(3)の位置でセミオート、
(4)でセフティON、
と、AK47と上下の動きが反対になっています。
このため友人が(3)の位置でセフティONと勘違いしてトリガーを
引き暴発させました。
カスタムした銃に安易に触らない、触らせない事も暴発事故を
防ぐ上で重要ですが、外観からは解らないカスタムもあります。
やはり、「撃つ時以外はトリガーに指を掛けない」
「銃口は撃って良い物以外に向けない」が基本ではないでしょうか。
 
グリップ
グリップのホールド感が悪く、濡れた手で握るとすっぽ抜けそうになるので
形を変えてフィンガーチャンネルを付けてみました。
ABS板とプラリペアで作ったんですが、
プラリペアは高価でもったいないので
ABS板を幅3mm〜5mm位に切った物を重ねていくように接着し、
プラリペアはその隙間を埋めるように使用しました。

画像のグリップは事務用品の滑り止めシールが貼ってあります。
プラリペアは硬化が早く、強度もあるので工作が早く進みますが、
硬化後もヒケが出る(収縮する)のが欠点です。
 
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使いやすい電動ガンとリアルさ

私がスペツネギを作ろうと思ったきっかけは
友人のマルイ・H&K PDWでした。
様々なアタッチメント・オプションパーツが付くPDWは
ひじょーにカッコ良く羨ましい物でした。
しかし、彼と同じ事をするのもクヤシイ気がして
スペツナズを折り畳みストックにする事を
思い付いたのです。
折り畳み金具を苦労して作った事もあって
最初は満足していたんですが、
今ではリアルさと言う点で非常に不満です。
 
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    まず、折り畳んだ時の配線の処理。
配線が入ったスプリングと大きな穴がどうしようもなくカッコ悪い。
さらに、右上の画像にある様にチャージングハンドルが折り畳んだストックに干渉して
実銃ならこの状態では射撃出来ません。

私のガンスミスの方針は「実銃で現実可能な物」「リアルな物」なので
これじゃあイカンと言う感じです。
でも、多弾装マガジンや反動が無い事、カラ薬莢が出ないなど
リアルじゃない要素は他にも沢山あります。
何をリアルとしてガンスミスするのか?悩む所です。
   
 
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