ゲスト ガンスミス |
TVゲームの作品中に出てくる架空アサルトライフルのフルスクラッチ作品です。 誰もがしり込みするフルスクラッチを大胆に製作。 難しいレイアウト、困難な工作にも関わらず完成に漕ぎ着けています。 まずは見て下さい。 (かもんえぎ) |
K7 AVENGER (01) | ||
製作者:ところてん氏 |
この銃を製作へあたるまでの経緯。 2002年のとある夜。私は迫りくる敵を薙ぎ倒し、爆破し、土に還していた。 もちろんゲームの話である。 そのゲームとはN64のパーフェクト・ダークと言う物だった。 内容としては、時は超未来。主人公である新人エージェントのジョアンナ・ダークが 所属している、 キャリントン協会から与えられたミッションを、クリアしていくと言うごくありがち な設定の物である。 そして、そのミッションの中で登場してくるのが、このk7 Avengerだ。 他にもさらにいい銃はあるが、これがなぜ気に入ったか。 その特異な形にあった。 大口径銃を思わせるマズル。フレームに描かれた独特の模様。ガクッとずれたような 銃床。 これらすべてが私を虜にしたのである。 その想いは日に日に増し「こんな銃を実際に作って使ってみたいなぁ」 と言う願望が生まれた。そして製作へあたるのにさらに弾みがつく出来事があった。 このサイトの発見である。 それで決心がつき、製作を開始。ここのサイトのアイディアや工夫を参考にし、試行 錯誤の末、半年の年月を経てここに完成した。 それでは私の、フルスクラッチ第一作目を披露しよう。 |
k7 1 k7 2 |
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k7 Avengerデータ 全長:873mm 銃身長:472mm 全高:270mm 全幅:70mm 重量:3,5kg 装弾数:60発(多弾装マガジン使用は300発。ゲーム上では25発) 連射速度:秒間24,6発(ゲーム上は15,8発) 初速:80前後 モード 第一武器モード:高速連射 第二武器モード:危険物発見(使用者に対して危険だと判断した物をマーキング)」 |
該当画像:k7 1,k7 2 「まずは引きの写真。 前傾に曲がって見えるのは気のせいにしてくれ。 自分言うのは何だが、今の私のレベルからすればなかなかの出来だと思う。 持ってみた感じの重量バランスなどは結構良い。 きしみもなく、普通に使っていれば、特に壊れる心配はないだろう。 片手で振り回せるくらいの重量なので、サバゲでは機動性が向上すると思われる。 しかし、色がメタリックブルーで目立つため±0となる。いや、色はかなりのマイナ スポイントだな。 ただ心配なのは、フレームに弾があたった時に、塗装がはがれてしまう可能性がある のだ。 これの塗装をするときに、面にサンドペーパーをかけるのを忘れてしまい 塗料の食いつきが非常に悪い物になってしまった。失態である。 それは塗装が乾いてから気付いたので、文字通り後の祭りとなってしまった。 その塗装を剥がしてもう一度塗りたかったが、塗料がないのと面倒だと言うことで妥 協した。」
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「次にインナーバレル周辺。 見ての通りだ。バレルの下にバッテリーを入れることになる。 12Vでもらくらく入るスペースなのでここは○。」 |
「チャンバー周辺。 PSG−1のチャンバーを加工して使用。 最も困ったのはここへの給弾の仕方である。 ここのアドバイスは、 ここの管理人であるカモンエギさんから。 詳しくは掲示板の過去ログをみてくれ。 まぁ最終的にはお粗末な仕上げになっている。 中空アクリルを曲げて作ったやつが、 ポキポキ折れてしまったので ガムテープで繋げて多少は曲がるよう加工。」
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「チャンバー周辺を少し右に回転。 ちゃんと奥まで伸びているが、 ここがこの銃の最大の欠点である。 ここで100発ほど無駄になってしまうのだ。 この100発は痛い。」 |
「先ほど説明した バッテリーを格納するところ。 ここは特にコメントすることはなし。」 |
「場所は変わってマズル。 当初ここはアルミニウムを加工して 作ろうかと思ったが 技術的に難があったので断念。 その代わりパテを入れていた 円柱型のケースを使った。 サイレンサーにしようか迷ったが、 結局単なるマズルにすることに。」 |
「マガジンキャッチ。 ここも苦労話をひとつ。 ファーマスのマガジンキャッチのばねをなくしてしまい 自作することになった。 私はピアノ線を購入し、適当な棒に巻きつけて何個か作っていた。 しかし・・・・・うまくいかない。 挙句の果てには手に刺さる始末。 いかった私はバーナーで軟らかくして巻くことにした。 これでも私はハンドメイドナイフを作っているので、鉄のことについてなら多少の知 識はある。 バーナーで軟らかくしたピアノ線を自然冷却した物は、普通の針金並に軟らかくなっ てしまう。 専門用語を使うと焼き鈍しと言うものだ。 これではばねとして役目を果たさないので、きちんと硬くする必要がある。 そのため焼入れと焼き戻しを行った。 ナイフを作っていたのが功を奏して、ばねが出来上がった。 ・・・・・・まぁそれだけ。」
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