ゲスト ガンスミス |
K7 AVENGER (02) | ||
製作者:ところてん氏 |
「PSG−1のスイッチ。 トリガーの形状を変えてメカボックスフレームを、 スイッチ部のところだけカット。 ここで改めてメカボックスの強度を知る。 金ノコで切っていったがなかなか切れない。 高速切断機もあるがこれごときに使ってられないし、 破片が飛ぶ可能性があったのでなんとか金ノコで切断。 ところで改めてといったが1度目は ファーマスのメカボックスを切る時に実感したからだ。 ファーマスにEG700のモーターを仕込むためだったが、失敗。 とほほである。」 |
「今回使用したP−90のメカボックス。 シリンダーとスパーギアをファーマス、セクターカットとピストン加工 などのカスタムを施したもの。」 |
「グリップ。 PSG−1のとファーマスのをパテで接着。 表面処理がお粗末だが、 耐久性は十二分。」 |
「スイッチとメカボックスを入れたところ。 ちょうど良く収まっている。 セイフティはどこ?って訊かれたらこまる。」 |
「トリガー部分。 ここが結構苦労したところ。 通常ではPSG−1のトリガーはこのような形はしていない。 これは私の自作である。 アルミ削り出しで作った物で結構耐久性がある。 さらに、鳥の頭のようなところの くちばしを長くすることによって トリガーストロークを短くしている。 さらに雰囲気的なものであるが、 トリガーが冷たいと何か私の心を揺さぶる物がある。 これはプラスティックのでは味わえない感覚である。」 |
「キャリングハンドル周辺。 このキャリングハンドルはかなり丈夫で、多分ぶら下がっても大丈夫だと思う。 残念ながら、サイトはなし。体で着弾点を覚えなくてはならない。 それと、表面の模様は塗っただけ。実際のところは穴をあけた方がリアリティが 出るのでいいのだろうけど、労力と時間から言って塗装にすることにした。」
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「右フロントから。 手元にこれの資料があったのがここまで作ることが出来る要因のひとつだった。 資料を入手してくれた私の兄に感謝したいと思う。」 |
「製作後記 今回はk7 Avengerと言うことで作ってみたが、 全体が鉄製(トタン)と言うことと、くびれがなく寸胴型のボディなので剛性は十分。 重量バランスもなかなか。バッテリーもかなりの容量やVの物も入れることが可能であり 収納性は抜群。結構再現できたと思う。 ところでこれを作った合計金額は なんと6000円ぐらい(バッテリー、メカボックス、トリガー周辺、を除いて)だったりする。 トタンだから安いのかもしれない。 縦900mm、横500mmで560円だし、半田も板金加工用だし。 最初に試行錯誤をして完成したといったが、当初この作品は木製にするつもりだった。 木の方が加工が楽で手に馴染みやすく、多少の無理も出来るかと思ったからだが、 最近木材の値段が高いようで 大体の外殻を作るまでに8000円以上かかってしまった。 (硬い木を使用したからかも) そして予想以上に木は脆く、弱い物だったのであえなく断念。 そこで登場したのがトタンだった。 トタンならば簡単に加工も出来るし、半田付けをして耐久力をとる事が出来る。 さらに、木よりも環境の変化にも耐えられる上、鉄と言うこともあってリアリティがある。 早速、製作に取り掛かろうと思ったが疑問が浮かぶ。 「金属フレームのエアガンって駄目なような気がする・・・・」 ハンドガンなら、黄色く塗らなくては駄目だとは聞いたことはあるが、長物はどうなのだろう? 早速調べてみたが、特に駄目だと言うわけでもなさそうだ。 と言うわけで作り始めた。 そんなこんなで出来上がったのがこのk7 Avengerである。 あまりすごいエピソードではないが、少々製作まで変則的な経緯となっている。」 と、まぁすごい量になってしまいました。 2ページ分くらいにはなったのではないでしょうか。 次の案もありますので楽しみに待っていてください。 |
どうでしたか? フレームがトタンをハンダとネジで組んでいるのが凄い。 マガジンからチャンバーへのBB弾の取り回しの苦労もあったのに よく完成させたものです。 写真からフレームの組み方がわかって興味深いです。 金属の使用ですが、 長モノでこの手の「箱組」構造ならまったく問題ないでしょう。 弁当箱みたくベコベコしたもので実銃と比べて強度が圧倒的に不足しますから。 でも、エアガンとしては充分な強度が出てると思います。 木の使用ですが、木目や木の種類を考えないと意外と難しいカモ?。 トタンとハンダって組み合わせは面白そう、私も使ってみたいです。 (かもんえぎ) |
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