節電トレーサー       FULLAUTO TRACER
    東京マルイのフルオートトレーサーを
小型・節電化
   
         
    フルオートトレーサー(以下フルトレと略)の単4乾電池4本は
スイッチを入れっぱなしにしてると数時間しか持ちません。
サバイバルゲームで使う時、1ゲーム終わるたびに
こまめにスイッチをOFFにしないといけないので煩わしいのが欠点。
しかし、フルトレは電動エアーガンのフルオート射撃に対応するため
スイッチを入れると1秒とかからず作動します。

そこで、フルトレのスイッチから配線を引っ張ってマイクロスイッチにつなぎ、
マイクロスイッチをエアーガンのトリガーと連動させ、
BB弾が発射する前にマイクロスイッチが入る様に微妙な調整をすると、
トリガーを引いた時だけフルトレのスイッチが入り電池の消耗が
非常に少なくなります。

どうせ配線を引っ張り出すんですから電池をフルトレから出してエアーガン
本体に入れるとそのぶんフルトレを小型化出来ます。
また、電池の消費量が少なくなるのでボタン電池を使用出来るかもしれません。
ボタン電池でどの位BB弾を発射できるかは、いずれ実験してレポートします。

●注意
フルオートトレーサー内のコンデンサーには高い電圧がかかっているので
ガンスミスする場合は気を付けて下さい。
また、ガンスミスしたフルオートトレーサーはメーカーによる保証が
受けられなくなります。

   
         
節電トレーサー・データ
全長:約85mm
直径:38mm
使用バッテリー:単4電池4本
       
 
  フルオートトレーサーからの配線の取り出し

画像右上:(7)の部分がフルトレ本体です。
(8)ファマスへの取り付けパイプ部。
青い線のあたりまでファマスのインナーバレルが入ります。

画像右中:フルトレ本体。
単4電池が入る部分を切りつめています。
(11)電源の配線を基盤に直接ハンダ付けするのが恐くて、
電池の金具にハンダ付け。
(9)配線を後部から出すために、
基盤の横を通すのに苦労している所。
(10)フタがはまる部分。

画像右下:フルトレ本体を横から見た所。
切りつめた部分にアルミパイプを入れて、
その先にフタをはめる部分を接着。
電源の配線はフルトレの後部からファマスへ行きます。


jpg画像12.3kbt
フルトレをファマスに接続する部分。
アルミパイプを重ねて作ってあります。
(12)の様に紙でパイプの太さを調整してあります。
紙とパイプは瞬間接着剤で接着。
 
jpg画像12.2kbt

jpg画像26.3kbt
 
  ファマスのトリガーへの
マイクロスイッチの組み込み例


ファマスはトリガー周辺にスペースがあって
マイクロスイッチの組み込みが楽でした。
(22): トリガー
(19): アルミ板で作ったマイクロスイッチと板バネ押さえ金具。
これでしっかり押さえないと微妙な調節が出来ない。
(21): トリガーの動きをマイクロスイッチに伝える板バネ。
マイクロスイッチはメカボックスのスイッチが入る前に
入らなければならない。
その加減をこの板バネで調節している。

jpg画像10.5kbt
(20): マイクロスイッチ本体。
配線が2本出て、ファマス前部の
節電トレーサーに向かってる。
(23):マイクロスイッチを
止めている2mmビス。

画像左
マイクロスイッチのストロークが
少ないのでこのまま使うと
トリガーをひき切れません。
 
jpg画像20.8kbt
 
  フルオートトレーサーのパイプのカット
(A):木工バイスで加工するんですが、
ただ挟んだんじゃ潰れてしまうので
木の角材を加工して冶具を作りました。
こんなの一々作るのは面倒くさい様ですが、
きっちりした仕上がりを求めるのなら
結局この方が早いと思います。

(B):パイプの内径に合わせて削った冶具。
バイスで挟んだ時の変形を防止します。

(C):そして、木工バイスでガッチリ挟みます。

(D):この位の径のパイプを正確に切るのは
なかなか大変です、
カットするラインを解かり易くするために
紙テープを張ります。
そして、レザーソーでカットし、
ヤスリで切断面を整えます。
 
jpg画像14.9kbt
 

 

カモネギ ファマスに行く     移動   go to KAMONEGI FA-MAS
一つ前に戻る   戻る           return
表紙に戻る         戻る   return to top page